福島　警部補が捜査費を私的流用か　2016年12月09日

警部補が捜査費を私的流用か

福島県の須賀川警察署の５０代の男性警部補が捜査費およそ２万円を自分の車の整備などに、私的に流用していた疑いが強まり、福島県警察本部は、近くこの警部補を業務上横領の疑いで書類送検するとともに、停職の懲戒処分にする方針です。
書類送検されるのは福島県の須賀川警察署の刑事課に所属する５０代の男性警部補です。
警察の調べによりますと、警部補は事件の捜査で、協力者への謝礼などとして使われる捜査費、およそ１万８０００円を私的に流用したとして業務上横領の疑いがもたれています。
捜査費は、捜査員があらかじめ現金の支払いを受けて置き、事件の捜査に必要であると判断すれば、臨機応変にさまざまな目的で使うことが特別に認められています。
警部補はこの捜査費を、個人で所有する車のタイヤ交換などに充てていたということです。
警部補が一般の市民に、捜査費を受け取ったという趣旨のうその領収書を書かせていたことが、警察に寄せられた情報で明らかになったということです。
警察では、近くこの警部補を業務上横領の疑いで書類送検するとともに、停職の懲戒処分にする方針です。
2016年12月09日　16時03分

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